これを高いと見るか、低いと見るかはその人次第ですが、年齢を重ねれば重ねるほど介護の必要な可能性は高まるのは確実です。しかも、いつから介護になるかはわからず、比較的若い年齢で介護を必要とすることもあります。
笑い話で、施設抜け出したということにしてますが、実際、グループホームなどでは、何かあったらいけないのでと、出入り口に工夫をしているところが多いです。そんな中、一度お話をお聞きしたグループホームは、昼間出入口は行き来が自由で、利用者さんがお散歩に普通に出かけたりしています。職員が後ろをついていくこともないそう。なんでも近所の方のご理解をしっかりと得ておられるんだそうです。もし自分が、施設に閉じ込められたりしたら出て行きたくなっちゃうかも・・・と考えたら、閉じ込められてない感は、介護される側の安心につながりそうです。祖母の入っていたグループホームは、「興奮させるので来ないでください」って言われてたんですが、ここは「興奮を落ち着かせるのが私たちの仕事なので、きていただいたらいいですよ。」と言われてて、こんな施設が近所にあったら安心して親を預けられるよなぁ・・・とすごく思いました。もちろん鍵がいけないとかいうことではありません。他にもいろんな工夫をされているところがあります。
うちの地域でも認知症などで、「いなくなった!」というメーリングリストがあります。これを受け取っていると、あれ?と思う方がいた時チェックできたり、少し社会のお役に立てることがあるので、おすすめです。明日は我が身。もしくは親の身です。
ことに認知症になるというのは、誰でもなり得て、そのタイミングが死ぬより前か後かというだけなのですから。
認知症について知りたい場合は、地域で認知症サポーター養成講座(オレンジリング)をお勧めします。「えーそういうことだったんだー」ということがあり、認知症に対する理解も深まります。何よりも、認知症を知らないから漠然と怖かったり、自分は(親は)大丈夫!と思ってしまうところもあると思います。